舌先だけを使って飲み物を器用に飲む猫。水面との間に小さな水柱ができている(MICAELA・PILOTTO、ROMAN・STOCKER、PEDRO・REIS氏提供)
舌先だけを使い器用に飲む猫、舌をコップのように使ってすくい上げるようにする犬−。猫の水の飲み方を詳細に分析した結果、犬とは大きく異なっていたとする研究結果を、米マサチューセッツ工科大などのチームが11日付米科学誌サイエンス電子版に発表した。
猫が飲む様子を高速カメラで撮影して分析した。猫は丸めた舌先の裏側を飲み物の表面に軽く触れさせた後、素早く引き上げる。すると舌の裏側に張り付いた水が持ち上げられ、小さな水柱となる。この瞬間に口を閉じて飲んでいた。
一方、犬は舌を飲み物の中に突き刺し、コップのように丸めて直接すくい上げるようにして飲んでいた。 研究チームは猫の舌の代わりにガラス製の円盤状の模型を使い、水の表面から引き上げる実験を実施。猫は毎秒1メートルものスピードで舌を動かしていると推定している。
2010.11.12 04:00
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MITでもこんな研究してるんだ(ー_ー)!!
猫は流体力学を知っている? 水の飲み方を科学で解明

(CNN) 猫はどうやって水を飲むのか――。米マサチューセッツ工科大学(MIT)などの研究チームがこの問題の科学的な解明に取り組み、3年がかりの研究成果を米科学誌「サイエンス」のオンライン版に発表した。
水をがぶ飲みする犬とは対照的に、猫はヒゲやあごを濡らしたり容器からこぼしたりすることなく優雅に水を飲む。MIT、バージニア工科大学、プリンストン大学の研究者4人はその仕組みを調べるため、飼い猫が水を飲む様子を何時間もかけて観察。さらに猫の舌のロボットを作り、動画サイトのユーチューブで大型のネコ科動物も観察した。
その結果、猫は舌の先を後ろに丸めてアルファベットの「J」のような形で真っすぐ下に伸ばし、先端が水面に触れると同時に、目を見張るような速さで舌を引っ込めていることが判明した。この瞬間、舌と水面との間に水の柱ができ、猫が口を閉じるとその水柱の上端が口に入って水を飲める仕組みだった。
この水柱は重力の均衡が保たれており、慣性の法則で容器に戻る。猫は平均すると毎秒4回のペースでこの動作を繰り返していた。
研究チームは、猫はどのくらいの速度で水をすくえば力の均衡が保たれるかを知っていると結論付けた。この研究は数学、流体力学、物理学、工学に基づいており、プリンストン大学のジェフリー・アリストフ氏は「猫は少なくとも流体力学について、人間が思っている以上に頭がいい」と述べている。
猫が舌を水の中に突っ込まず、複雑な飲み方をするのに対し、犬の場合は舌をひしゃくのようにして水をすくって飲んでいる。一方、ライオンや虎など大型のネコ科の場合、舌を動かす速度はイエネコの半分程度だったという。
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