ゲストさんようこそ! ログイン ブログトップ ランダム

みう
2012年3月
 
 
 
 
1
3
4
5
6
7
9
11
12
13
14
15
16
17
19
20
21
22
23
24
25
26
28
29
30
31
RSS
開設日:2009年11月14日

2012年03月

彼等はもう猪首の若者に特別な好意を持たなかった。それにはすでに勝負の興味が、余りに強く彼等の心を興奮の網に捉えていた。だから彼等は二人の力者に、代る代る声援を与えた。古来そのために無数の鶏、無数の犬、無数の人間が徒らに尊い血を流した、・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)19:27
「しるこ」は西洋料理や支那料理と一しよに東京の「しるこ」を第一としてゐる。(或は「してゐた」と言はなければならぬ。)しかもまだ紅毛人たちは「しるこ」の味を知つてゐない。若し一度知つたとすれば、「しるこ」も亦或は麻雀戲のやうに世界を風靡・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:26
 久保田万太郎君の「しるこ」のことを書いてゐるのを見、僕も亦「しるこ」のことを書いて見たい欲望を感じた。震災以來の東京は梅園や松村以外には「しるこ」屋らしい「しるこ」屋は跡を絶つてしまつた。その代りにどこもカツフエだらけである。僕等は・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:25
森が来て見ると、もう一匹もない。そこで、このPrecurseurの説が、そのまま何人にも容れられると云ふ事は滅多にない。船中にも、森の虱論にが腹を立てた。「何故、人の虱を食はしつた。」 張肘をしながら、眼の色を変へて、かうつめよると、・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:24
 井上のやうに、虱を食ふ人間は、外に一人もゐないが、井上の反対説に加担をする者は可成ゐる。この連中の云ひ分によると、虱がゐたからと云つて、人間の体は決して温まるものではない。それのみならず、孝経にも、身体髪膚之を父母に受く、敢て毀傷せ・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:22
 しかし、何処の国、何時の世でも、Precurseur の説が、そのまま何人にも容れられると云ふ事は滅多にない。船中にも、森の虱論にの説が、そのまま何人にも容れられると云ふ事は滅多にない。船中にも、森の虱論に反対する、Pharisie・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:21
そこで、体中万遍なく刺されると、やはり体中万遍なく掻きたくなる。所が人間と云ふものはよくしたもので、痒い痒いと思つて掻いてゐる中に、自然と掻いた所が、熱を持つたやうに温くなつてくる。そこで温くなつてくれば、睡くなつて来る。睡くなつて来・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:18
「有難い。これで今夜から暖に眠られるて。」といふ独語を云ひながら、にやにや笑つてゐる。「虱がゐると、暖うこざるかな。」 呆気にとられてゐた同役は、皆互に顔を見合せながら、誰に尋ねるともなく、かう云つた。すると、森は、虱を入れた後の襟を・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:17
「では殺さずにとつて進ぜよう。」 同役は、冗談だと思つたから、二三人の仲間と一しよに半日がかりで、虱を生きたまま、茶呑茶碗へ二三杯とりためた。この男の腹では、かうして置いて「さあ飼へ」と云つたら、いくら依怙地な森でも、閉口するだらうと・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:15
 ではこの男だけ、虱に食はれないのかと云ふと、又さうでもない。やはり外の連中のやうに、体中金銭斑々とでも形容したらよからうと思ふ程、所まだらに赤くなつてゐる。その上、当人がそれを掻いてゐる所を見ると、痒くない訳でもないらしい。が、痒く・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:14
大きな帆に内海の冬の日をうけた金毘羅船の中で、三十何人かの侍が、湯もじ一つに茶呑茶碗を持つて、帆綱の下、錨の陰と、一生懸命に虱ばかり、さがして歩いた時の事を想像すると、今日では誰しも滑稽だと云ふ感じが先に立つが、「必要」の前に、一切の・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:13
それも、五匹や十匹なら、どうにでも、せいとうのしやうがあるが、前にも云つた通り、白胡麻をふり撒いたやうに、沢山ゐるのだから、とても、とりつくすなどと云ふ事が出来る筈のものではない。だから、佃組と山岸組とを問はず、船中にゐる侍と云ふ侍の・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)14:11
「このランプへこう火をつけて頂きます。」 玩具屋の主人は金属製のランプへ黄色いマッチの火をともした。それから幻燈の後ろの戸をあけ、そっとそのランプを器械の中へ移した。七歳の保吉は息もつかずに、テエブルの前へ及び腰になった主人の手もとを・・・ 続きを見る
2012/03/27(火)01:26
 宮本は小さい黒板へ公式らしいものを書きはじめた。が、突然ふり返ると、さもがっかりしたように白墨の欠を抛り出した。 「どうも素人の堀川君を相手じゃ、せっかくの発見の自慢も出来ない。――とにかく長谷川君の許嫁なる人は公式通りにのぼせ出し・・・ 続きを見る
2012/03/18(日)20:48
 何小二はその唸り声の中にこんな意味を含めながら、馬の平首にかじりついて、どこまでも高粱の中を走って行った。その勢に驚いて、時々鶉の群が慌しくそこここから飛び立ったが、馬は元よりそんな事には頓着しない。背中に乗せている主人が、時々ずり・・・ 続きを見る
2012/03/10(土)11:07
美容室でいつもおもうことは、 「一体、何時におわるんだろう」です。 一人で行動している時はソレが何時になろうともいいのですが、 家族が一緒だと待たされることに抵抗がうまれます。 特にお昼にかかる微妙な時間帯は嫌・・・ 続きを見る
2012/03/08(木)17:43
名刺は、いろんな営業をする時や、お客さんに対して、配ると言うだけでなく、挨拶として、ビジネス上、初対面の人にお渡しするというニッポンビジネス社会のしきたりがありますから、名刺を切らすと、大変です。いざという時に、名刺がなかったら、相手・・・ 続きを見る
2012/03/02(金)21:47
 1